● 初期餌料
ふ化して数日後の初期餌料ですが、仔魚が結構大きい場合はブラインシュリンプの幼生をすぐ食べてくれますので非常に楽です。ところがネオンやベタのように仔魚が非常に小さい場合の初期餌料はインフゾリアが最適なんですが、これが結構面倒です。魚によっては卵黄や粉餌のベビーフード等でも代用できます。
● 卵黄
これは最近余り使われなくなったのですが、昔は金魚とかいろんな魚の初期餌料に使っていました。ずっと以前はブラインシュリンプエッグが結構高かったらしくて多くの人がこの卵黄を使っていたそうです。私もブラインシュリンプの幼生が食べられるようになる迄の餌として時々使っていました。
私がやっていました方法を紹介してみます。先ずゆで卵を作るんですが、思いっきりかたゆでにします。その黄身の部分だけを使います。それを乳ばちに入れ、水を少し混ぜてすり潰します。完全にすり潰せましたら、冷凍赤虫が入っていました容器等に流し込み、冷凍にしておきます。これを必要に応じて割って使うんですが、使う時にもう一度かけらを乳ばちに入れ、水を足して少しすってやった方がいいと思います。
或いは、黄身を適当な大きさに砕き、それを冷凍にしておきます。そして少しづつ取り出し乳ばちに入れて水を混ぜ、その都度擦って使います。
卵黄は余りやり過ぎないで下さい、水が悪くなりやすいので。(ろ過がしっかりとなされている場合は大丈夫です)特にダニオがこの餌をよく食べていました。
● ブラインシュリンプの練り餌
これはブラインシュリンプを大量にふ化させ、生きたまま乳ばちで擦ってやり(この時ブラインシュリンプエッグの殻も一緒に擦ってやってもOKです)少し水を加え、冷凍赤虫が入っていました容器等に流し込み、冷凍にしておきます。そして必要に応じて割って使います。この餌もブラインシュリンプの幼生がまだ食べられない仔魚に結構使えます。
● インフゾリア
顕微鏡を使わないと見分けることのできない微生物をまとめてインフゾリアと呼んでいるんですが、ふ化したての仔魚が非常に小さい場合の初期餌料としては非常に優れています。
培養するには1〜2リットル位の水にレタスやホーレンソウ等をゆがいて入れます。(煮汁も入れます)常温になってからインフゾリアがいると思われる場所の水を入れます。例えば、池や水槽の水等を入れ、エアーレーションをします。しかしながらこれらの場合、余り多くは含まれていませんので大量培養迄に少し時間がかかります。そこで、ある程度培養できましたらそれを種として保存しておくと便利です。その時は野菜でなく鶏糞を少し入れてやり、やはりエアーレーションもしておきます。そうしますとふ化したのを確認してからその種を使って培養しますと爆発的に増えますのですぐ使えます。インフゾリアの与え方は適当にその水をコップ等で汲み、どばっと入れてやります。
● PSB(水質浄化栄養細菌)
これは生物ろ過を行なう生きた微生物です。もっぱらベタの初期餌料として使われるようになったのですが、私もベタの初期餌料に使ってみましたところ、すげーが、びっくりじゃが。ふ化したチビが殆ど全部育ったので大変なことに......とれ過ぎた為、肉食魚の餌にしてしまいました。(かわいそうに...弱肉強食の世界です)
通説では、このPSBを入れることでインフゾリアが発生してそれが初期餌料になるとのことですが、ひょっとしたらこのPSBなる微生物を直接食べているのかもしれません。私はそのように信じていますので最近はアピストにも使っています。更に他の魚例えばカラシン等の繁殖にも使えるかも知れません。
|
|