スマトラ 

スマトラは動きが非常に速く、スロウテンポの魚のひれをつつく悪いやつです。しかしながら美しいため(特にグリーンスマトラがいいですねえ)ついつい混泳水槽に何匹か入れてしまいますが、1〜2匹よりもっと多めに入れてやれば仲間どうしでじゃれ合うため他の魚への被害もあまりないようです。飼育だけなら弱アルカリ性でも全く平気ですし、見栄えがして繁殖も簡単ですので是非とも殖やしてみて下さい。繁殖水槽のセットはダニオと殆ど同じです。産卵床は水草をたっぷりいれてやるのが一番ですが、もったいないのでシュロの皮で充分です。水質はやはり弱酸性にはした方がいいと思います。メスの腹がパンパンに膨れてる場合は1ペアーでも1000個近くの卵を産みます。この魚も水道水の状態が悪い夏場でもこんなにとれるのかと言うほど採れます。孵化して泳ぎ出すとこれ又なんでも食べますしブラインシュリンプの幼生もすぐに食べたと記憶しています。

その他ではチェリーバルブ ゴールデンバルブ チェッカーバルブ ブラックルビー等がスマトラと同様のやり方で簡単に繁殖できます。しかしスマトラが水質に鈍感なのに対しこれらのバルブは結構敏感なので飼育水も弱酸性の軟水にした方が無難です。(徐々に弱アルカリ性にも慣れてきますが)この中では私はあの燃えるような赤色をしたチェリーバルブのオスが大好きです。(私のことはどうでもいいんですが) 

スマトラと同じ繁殖形態の魚にクラウンバルブがいますがこれは少し大きめながら非常に美しいバルブです。この繁殖は非常に難しいようですが、私の想像では出来るだけ大きめの水槽を使い普段から植物性の餌も与え元気な親を作り、強めの弱酸性の軟水にしてやれば不可能ではないと思います。 

植物性の餌を好む魚にはクロレラを与えるといいかも知れません。なぜなら金魚の養殖場では必ずクロレラ(アオコ)が大量発生していまして、金魚はそれを食べることにより赤が鮮やかになり病気にもなりにくい丈夫で美しい金魚に成長する訳ですから、これを熱帯魚にも利用しない手はないと思います。しかしながらどうやって与えるかが問題です。金魚の養殖場のように緑色の水にするわけにはいきませんので粒状のクロレラを与えるのがいいのではないでしょうか。実はエンゼルの親魚に市販のクロレラを少し砕いて与えていたことがあるのですが、食べるのと食べないのがいましてよく食べる個体はやはり元気がよかったように思います。カラシンとかコイ科、卵胎生メダカなどもよく食べる個体は非常によく食べるのですが反面全く食べないのもいます。

ブラックルビー

チェリーバルブ

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