ベタ

この魚は闘魚で有名ですが、オスはその通り非常に気が荒いようです。単独飼育しないと、どちらかが倒れるまで争いは続きます。しかしながら他種の魚には全く狂暴な面は見せませんので他の魚との混泳は可能です。メスどうしの場合は殆ど喧嘩はないので一つの水槽で複数飼えます。水は弱酸性の軟水にした方が無難ですが、店で弱アルカリ性に慣れたものは大丈夫です。

こなれた水で飼育する方法としては一般的に水草水槽で、水替えを余りやらないで水が軟水になるのを待つのですが、このような水槽の中には雑菌がかなり繁殖してきますのでここで産卵させると多くの卵がカビてしまう恐れがあります。このことは全ての魚に言えることなんですが、例えば我が家のようにpHが8近くになるような水道水を使っている場合では、軟水になった頃にはもう雑菌だらけかも知れません。そこで、硝酸を使えば雑菌が増えるのを待つことなく、自然に軟水になるのと殆ど同じ過程をすばやく作り出しますので非常に便利です。

ベタ飼育は一匹づつビン等に入れて飼えるのですが、繁殖に使うりっぱな親にするにはやはりろ過装置のついた水槽で飼ってやるべきだと思います。複数飼う場合は仕切り板を使うという方法もあります。ろ過装置の水流が強い場合は壁や上に向けて流すとかして水流を弱めてやります。

さていよいよ繁殖ですが、小さな水槽又はプラケースで充分でして、ろ過装置もエアーレーションもしません。その中にpH6.5位の水を入れ(水温は殆どの魚がそうであるように、25〜28℃が最適です)水草を浮かべてやり(メスが逃げ込む為のウイローモスは必ずいれて下さい)オスを一匹入れます。そうしますと成熟したオスなら水面に泡巣を作りますのでここでメスを入れてやります。実はここからが大変で、オスはメスを執拗に追い回します。そしてメスが逃げまどう際にジャンプすることがありますのでフタが必要です。(まあウイローモスがあればその中に逃げ込みますので大丈夫とは思いますが)最悪の場合はメスが殺されてしまうケースもたまにありますので、相性が悪そうでしたらペアーをかえてやった方がいいと思います。少し位の追い回しならそのままにしておけばそのうち産卵行動に入ります。産卵後はオスが面倒を見ますのでメスは取り出します。

孵化してからもオスが面倒をみますので泳ぎ出してからも少しの間はオスは取り出さない方がいいと思います。仔魚は非常に小さいのでブラインシュリンプの幼生はまだ食べられませんので私はテトラのベビーフードをやっていました。恐らくこれを直接食べているのではなく、ベビーフードや水草の葉っぱを栄養源として繁殖したインフゾリアを食べているのだと思いますが、一応100匹以上は採れました。ここでインフゾリアが繁殖したのは、泡巣を作りやすくする為或いはメスの隠れ家になるようにと思って入れてやった水草についてきたのだと思います。

ベタは普通、生き餌が大好物なのですが慣れたものなら配合飼料でも食べます。慣れてない場合、糸ミミズや冷凍赤虫等を与えることになるんですが、それがない場合はクリルを小さく砕いてやりますと食べてくれるのもいます。

私は主に白ベタの繁殖をやったのですが、生まれた子供にはスーパーホワイト、ブルーフィン、イエローフィン、色とりどりのベタが採れました。

ホワイトベタ 幼魚

ダブルテールベタ

又、ベタの繁殖をやってみたくなりましたので、今やっています。問題は初期餌料なんですが、以前はベビーフードでうまく微生物が発生してくれたのですが今度はどうでしょうか.........繁殖情報をご覧下さい。

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