アロワナ

熱帯魚に興味を持つと、最初はやはりネオンテトラのように色鮮やかな魚を飼い始め、そのうちちょっと変わった魚を飼ってみたくなると、いよいよ登場するのがアロワナではないでしょうか。店をやってた頃もアロワナはかなり人気があったようです。

1. シルバー アロワナ

アロワナの中で最も安く、丈夫で飼いやすいのがシルバー アロワナです。しかしながらちょっと大きめの個体になると値段を少し高くしているようですので、ふくろをぶらさげた仔魚を買うことになると思います。そうするとやはり問題になるのが餌です。メダカでは大きすぎますし、かといってネオンのチビをやる訳にもいかないし、結局クリルを小さくくだいてやることになるかと思います。それで充分育つとは思うのですが、やはり生き餌を与えた方が元気に育つようです。生きたアカムシをよく食べるのですが、手に入りにくいようですので簡単に仔魚が殖やせられるダニオ、アカヒレ等を使って繁殖させ、アロワナを買う前にチビエサの確保をしておけば安心です。

このアロワナは弱アルカリ性でも平気ですができれば買ってすぐのうちは中性から弱酸性にしてやった方が無難です。更に気をつけた方がいいことがあります。それは少し成長すると、夜中か明け方に水槽からとびだしてしまうことです。そんなに大きいとは思えないような隙間でもよくとびだしてしまいますので注意が必要です。実は私も2回程経験しました。

2. ブラック アロワナ

このアロワナは飼育が難しいのですがなかなか魅力のある魚です。シルバーアロワナ程には大きくならないし、成長してくると何となく渋い感じがいいです。価格もかなり下がりましたのでなかなかの人気魚です。先ず水質ですが、必ず弱酸性の軟水にして下さい。弱アルカリ性では大抵死んでしまいます。私はいつもピートを使って水を作っていました。この魚には硝酸を使って炭酸硬度を下げた水での飼育は試していないんですが、その方法でも恐らく大丈夫だと思います。硝酸でなくても市販のpH降下剤(リン酸)でもいいのですが.....。稚魚のうちはこのように絶対に弱酸性でないと駄目なのですが、ある程度大きくなってきますと徐々に弱アルカリ性にも慣れてきます。餌はシルバーアロワナと同じですし、とびだし癖もありますので注意して下さい。餌についてもう少し付け加えますと、これはアロワナ全般に言える事だと思うのですが、昆虫を大変好んで食べてくれます。

幼魚

3. アジア アロワナ

アジア アロワナにはレッド、グリーン、ゴールデン、オレンジタイプがありますが、タイプによって値段もかなり違うようです。私が店をやってた頃はゴールデンアロワナが何十万という値段がついていたと思うんですが、とにかく高すぎて高嶺の花でした。丁度その頃日本で初めて、いや世界でも初めてのアジア アロワナ繁殖成功者が現れました。その人の話しでは弱アルカリ性(pH8位)で飼育し、砂利も水草もなしで水替えは週一回1/3位だったそうです。それはやはり雑菌の繁殖をおさえる為だと書かれていました。

4. ノーザンバラムンディ

オーストラリアのアロワナですが、これもシルバー程には大きくならないので90cm水槽くらいで飼えそうです。私も一度仕入れたことがあるのですが、残念ながら売れる前に死なせてしまいました。丈夫だと聞いたので油断してpHを下げないで弱アルカリ性で飼ったのが原因だと思います。やはり弱酸性にしてやったほうがよかったようです。

5. スポッテッドバラムンディ

これはシルバーと同じく自然界では1m位にはなるという大形魚ですので水槽も大きいのが必要になります。ノーザンと同じくオーストラリアのアロワナですのでやはり弱酸性にしてやったほうが無難です。弱アルカリ性を好むアフリカンや汽水魚などは別として幼魚のうちはできるだけ弱酸性で飼ってやり、成長してくると徐々に弱アルカリ性に慣らしてやるという方法が多くの魚にとって一番いいと思います。これを仕入れた時は弱酸性にしましたので元気に泳いでいました。

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