● エンゼル
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エンゼルフィッシュは飼育しやすい丈夫な魚です。水質も弱酸性から弱アルカリ性まで幅が広いようです。pH8以上でも平気で産卵しますし稚魚も採れますので炭酸硬度3ぐらいなら下げる必要はないと思います。
水槽には1ペアだけを入れメスの産卵管が出てくると全水換えを行います。繁殖は水草水槽のこなれた水が一番良いように思われますが、こなれた水(水替を余りやっていない水槽)というのは雑菌が非常に多いのではないでしょうか。実際に水換えを行わずにこなれた水で産卵させたところかなりの数の卵がカビてしまいました。全水換えを行いますとカビる卵は非常に少なく、優秀な親(元気な精子を上手に卵の上にかけることの出来るオスと粘着性の卵をポロポロ落とすことなく産卵床にきちんと並べて産むことの出来るメスとのペアー)の場合だと1000以上も採れます。この事はディスカス或いは他の魚に関してもそのまま当てはまる事だと思います。
産卵はどこにでもやるようです。産卵筒、土管、石、水草の葉っぱの上、水槽のガラス面、などなどです。
卵がカビるのを防ぐ為にメチレンブルーやグリーンFを入れたりしますが、薬を入れてもカビる運命にある卵はカビます。健康な卵はカビませんし親も食べないと思います。実は一度ブラックファントムが産卵した水槽にうすいグリーンFゴールドを入れた事があるんですが、結果は全て奇形でした。又、グッピーの病気治療にパラザンを入れた時のことですが、その時産まれて間もない仔魚が数匹いまして、それらの背中が全部曲がってしまったという経験もあります。卵のカビ防止にパラザンを入れることはないんですが......。メチレンブルーは時々使ってみたことがあるのですが、全く影響はありませんでした。メチレンブルー以外の薬は仔魚にとってかなりきついようです。
産卵後、親をそのままにして稚魚の世話をするのを眺めるのも楽しいものです。しかし親を取り出してやると次の産卵迄の期間が短くなります。或いは新しくセットした水槽に卵の方を移してやるという方法もあります。
ろ過装置はスポンジフィルターが一番だと思います。稚魚を吸い込むこともなくろ過バクテリアもよく繁殖しますので、更にエアーポンプにつなぐのではなく上部ろ過用のモーターポンプ等に連結させてやるとパワー倍増です。90cm水槽でもこれ1個で楽々ろ過しますし(魚が多い場合は反対側にもう1個設置することをお勧めします)時々スポンジをはずして水洗いするだけでO.K.という非常に便利なものです。(水の酸性化は進みますので、時々水替えは必要です)
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| ● 有害物質の影響 |
それからはこれを何とか解明しようと水質を変えてみたり、水草をたっぷり入れてみたり様々な方法を試みましたが結果は同じでした。そこで梅雨の頃から水道水に塩素以外の薬品を何か入れているのではないかという疑問がわき水道局に行って尋ねてみましたが塩素以外は何も入れていないという答えでした。しかし丁度梅雨の頃から塩素の量を増やすということが分かりましたのでこれが原因に違いないと考え、色々本を読んでみた結果、水道水に入れられた塩素と有機物とが結びついて発生する有害なトリハロメタンが梅雨の頃から急に多くなり、夏場は3〜4倍もの量が検出されるということが分かりました。(水道水の中にはその他にも200種類もの有害物質が確認されているそうです)これにより稚魚がやられてしまうのだと考えられます。
と、今迄はトリハロメタン説絶対と考えていたのですが、最近は結合残留塩素の影響かも知れないと考えるようになりました。
この結合残留塩素というのも夏場は塩素投入量が増えることで、夏場多くなる窒素化合物と反応して冬場よりかなり多くなるとのことですので、夏場の繁殖がうまくいかないというのはこれが原因かも知れません。或いはどちらもほどよく(ほど悪く?)作用してるのでしょうか.....。何れにしても、夏場の水道水への塩素投入量増加が最大の原因だと考えられます。
これを解決するにはテトラコントラコロラインを水替え時に中和剤として使うという方法があります。(ハイポでは全く駄目です)実際にこれでほんの少しは改善したと記憶していますがまだまだ完全ではありませんでした。現在ではもっといい方法があるかも知れませんが.....。あるいは、夏場の水道水は使わないことにして、どこかで井戸水を分けてもらうという方法もあります。(そのときは井戸水の水質をよく調べてから使ってください)
さて孵化後の餌ですが、エンゼルの場合は仔魚が大きいので最初からブラインシュリンプの幼生を与えます。少し大きくなってきますとテトラミンなども食べられるようになります。
ところでエンゼルの場合はうまくいくと何千匹もとれるのですが、それをそのまま過密飼育していきますと長く伸びてきたヒレが切れて短くなってしまいます。これは早めに数を減らしてやればそのうち伸びてはきますが、現時点では売り物になりません。
エンゼルの繁殖をやってますと何か変わった個体いわゆる突然変異が出ないかなという楽しみがあります。この突然変異を固定させて美しい改良種を作ってきたわけですから。例えば青色が強く出ますとマニア待望のブルーエンゼルとして大きな話題になると思います。淡い期待を持ってチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
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★ アルタムエンゼル
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アルタムエンゼルも最近は結構入荷されてるようです。過去の経験としては店をやってた時に一度、LLサイズを3匹仕入れたことがあるのですが、失敗じゃが見事に。あの頃はあまり入ってこなかった魚でしたので本当にショックでした。まだ店を始めて間もない頃で水質調整など殆どやらず、アルタム達も突然KH3〜4,pH7.8〜8.0の水に入れられてはたまったものではなかったでしょう。
KH0,pH6.8位のうらやましい程の理想的な水道水が使える名古屋のショップでも輸入されたアルタムの場合、たまにバタバタッといくことがあるそうです。(シクリッド病かもしれません)
このように非常にデリケートな魚ですので繁殖となるとこれまた一苦労です。それでも最近ではちらほらと繁殖に成功したという声も聞くようになりました。
さて、現在の我が家のアルタム君は大胆にも45cm水槽で飼育してるんです。(あほかおまえは、汗ぽたり)炭酸硬度は硝酸で0にして、pHは4.5〜4.7位になるとKHの高い水を入れたり、炭酸カルシウムや炭酸マグネシウムを入れたりして6〜6.5位に上げてやります。総硬度は計っていないんですが、おそらく4〜5位にはなってると思います。同居の魚は残り餌の掃除用のコリちゃん2匹です。餌は最初の頃は冷凍赤虫しか食べてくれなかったのですが、今ではディスカスフードもよく食べます。
2ヶ月程45cm水槽で飼育していたのですが、いじめが少し激しいようですので遂に大決心!90cm水槽に入れることに。(なにが大決心じゃ、最初から分かっとるわ)今の所いじめがかなり減ったようです。(仲良くやってくれよう、だけど両方オスかなあ)
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最近大分仲良しになったなあ、ん?、な、なんじゃー!出とるが、ニキビじゃ!........ここんとこ水替えさぼっとるからなあ、パラザンでも入れてみようか。
この病気はアメリカンシクリッド特にディスカスによく出るんですよねえ、以前はヘキサミタの一種が内臓に寄生して起きる症状だと聞かされていたんですが、最近ではエロモナス症の一種ではないかとも言われています。水が汚れてきたり、ストレスを感じる環境などでよく出るらしいです。
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現在この水槽にはコリちゃんジュリー3匹、白コリ4匹、ラミレジイ十数匹、あとアピストグラマが十数匹同居してるんですが、その中のラミレジイ一匹にもニキビが出ています。よっしゃパラザンじゃ!
しかしながらパラザンを規定量より少し多めに入れた為なのか、3日位して水槽を覗くと、なななんと、今コリちゃんジュリーがひきつけを起こしています、あっ!他の2匹はもう既にご臨終です。かわいそうなことをしたなあほんまにもう、コリちゃんは薬に弱いんだから(ごめんね)白コリの方は少しは強いようです。他の魚は皆ケロッとしています。
ニキビが出ると中々回復迄は難しいようです。まあそれ以後は他の魚にニキビが出ることもありませんので何とか食い止めました。
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